おもちゃの安全を示す“こどもPSCマーク”ってなに?

What is the Children's PSC Mark?

新しいおもちゃを買うとき、パッケージのどんな表示を注目して見ていますか?
より安全性の高いおもちゃを示すためのマークができたので覚えておきましょう。

こどもPSCマークとは?

消費生活用製品安全法に基づき、子どもの安全を守るため国の安全基準に適合していることを示す“こどもPSCマーク”の表示を義務化する制度が2025年12月25日より始まりました。

表示の対象になった製品は大きく分けて2種類。
ひし形のマーク、子供用特定製品かつ特別特定製品にあたる乳幼児用ベッド・ベビーベッド
丸いマーク、子ども用特定製品かつ特別特定製品を除く特定製品にあたる3歳未満の乳幼児向けおもちゃ
施行日以降に製造・輸入された対象製品にはマークの表示が必要になりました。

どうして表示義務ができたの?

こどもPSCマークの表示が義務化された背景はいくつかあります。
1つは破損したおもちゃによる怪我、小さなパーツの誤飲、ベッドに挟まる・転落するなど子どもの思わぬ事故を防ぐため。
もう1つはインターネットを通じて安全性が不明な海外製品を手軽に買えるようになった現状を踏まえて一定の安全基準を明確に示すため。

施行日より前に製造・輸入された製品は経過措置として従来のマークやSTマークでも販売可能で、たとえばベビーベッドは2027年3月までは猶予があるものの順次こどもPSCマークに移行していきます。
施行日以降に製造・輸入されたこどもPSCマークのない3歳未満向けの商品は陳列・販売が禁止されます。

今回の法改正でマークを表示する義務はできましたが製品の安全基準が厳しくなったわけではないので、すでに購入した商品は対象年齢や遊び方に留意して今まで通り使い続けることができますよ。

どんな商品が対象になるの?

さてどんな商品がこどもPSCマーク表示の対象になるのでしょうか?

積み木、ブロック、ぬいぐるみ、小さな車のおもちゃ、知育玩具など

どれも対象年齢が3歳未満で、家庭で遊ぶことが目的のものばかりですね。
グレーになってくるのが“対象年齢3歳以上”と年齢の基準は超えているけど、いかにも赤ちゃんも遊べそうなパッケージやデザインのもの。
それからマグネットや小さいパーツが含まれていて遊んでいるうちに外れてしまう可能性があるもの。
具体的にどんな商品にマークの表示をする必要があるのかは明確に出されないため、このあたりのグレーなおもちゃが今後どのような表示をしていくのか注目していきましょう。

野球盤やジグソーパズルに表示義務は?

大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる家族だと遊ぶおもちゃも別々で、小さなパーツが含まれていますよね。
たとえば野球盤の銀の球やジグソーパズルなど小さいパーツがあるおもちゃでも、ルールや操作性などから3歳未満の子どもが遊ぶことを前提としていない明らかに高年齢向けのおもちゃには表示義務はありません。
乳幼児が口に入れられるサイズのおもちゃで遊ぶときは時間や場所を分けたり、お片付けをきちんとしたりしてみんなが安全に遊べるよう工夫しましょう。

Switchのソフトは…?

最近はSwitchなどのゲームソフトもお家によくありますね。
たしかに誤飲できるサイズ感ですがゲームソフトは厳密にいうとおもちゃではなく電子機器用記録媒体に分類されます。
そのため今回の法改正はおもちゃが対象になるためSwitchのソフトに表示義務はありません。
Switchがベビー用品売り場で“2歳から遊べる!”などのうたい文句で赤ちゃんの写真付きパッケージで売り出される…なんてことがあったら話が変わってきますが、おそらくそんなことはないのでお家のなかで安全管理をしていくことが大切です。

まとめ

新しい制度は見慣れて覚えるまでが大変ですが…
① 子どもの安全を守るための制度が2025年12月からはじまったよ!
② 今後はマークの表示がないと陳列・販売できなくなるよ!
③ マークがない商品でも年齢に合わせて安全に遊べるか考えよう!
というところに気をつけて、パッケージの表示をよく確認しながらおもちゃ選びをしていきましょうね。
お家の中の安全管理もお忘れなく〜!

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