「オギャー」と泣いて赤ちゃんが生まれてくる喜ばしい瞬間。
そんな赤ちゃんの産声は“ラ”の音だ?!なんて聞いたことありませんか?
今回は赤ちゃんの産声の謎に迫ります。
赤ちゃんの産声が“ラ”の音は半分ホント、半分たとえ!
音は“1秒間に何回ブルブル震えるか?”という振動数で変化し、Hz(ヘルツ)という単位を使います。
そして赤ちゃんの産声とされている“ラ”の音は440Hzと決められています。
生まれたばかりの赤ちゃんが泣いたときの音がだいたい400〜600Hzあたりになることが多く、近い音階でいうと“ラ”にあたるため、赤ちゃんの産声は“ラ”だといわれているのではないかとされます。
もちろん赤ちゃんの泣き方には個人差があり、一定には泣かずに上がったり下がったりしますよね。
そのため必ず“ラ”の音になるわけではなく「ラっぽく聞こえる!」と感じる程度です。
“ラ”で泣くのは日本人だけ?外国の赤ちゃんの産声は?
赤ちゃんは全世界いろいろな国で生まれます。
”ラ“っぽい音で泣くのは日本人だけなのでしょうか?
結論から言うと、赤ちゃんの産声は全世界共通でみんなほぼ同じ声!
赤ちゃんの泣き声をつくるのは声帯・肺・のどの構造です。
もちろんこちらも個人差はありますが、どの国で生まれても赤ちゃんの身体の構造はほぼ同じなので、性別や人種に関わらずほぼ同じ産声になります。
でも外国では“ラ”の音だ!とは言われない?!
ほぼ同じ産声をあげて生まれてくる赤ちゃんですが、“ラ”の音に例えるのは日本独特の感じ方のようです。
▶︎日本
…音の高さに注目する
▶︎アメリカ・イギリスなど英語圏
…泣き声の強さ・感情を重視する
▶︎フランス
…鋭さに注目する
▶︎中国
…泣く行為そのものを重視、赤ちゃんの泣き声を「啼哭」という
このように赤ちゃんの泣き声をどう感じて、どう表すかに違いがあるため外国では“ラ”の音に聴こえるという表現はされていないということになります。
“ラ”の音はキーになる音
ここからはほぼ雑学。
“ラ”の音はいろいろな場面で注目されることが多い音です。
はじまりの音
音の名前をドレミファソラシドと読むのはイタリア語、英語だとCDEFGABC、日本語だとハニホヘトイロハ…と、国ごとに読み方が違うのを知っていましたか?
つまり“ラ”の音は英語の“A”や日本語の“イ”にあたります。
アルファベットの最初の1文字だったり、基本の“イロハ”で順に学んでいったり…と、初めての泣き声に相応しい音ともいえますね。
オーケストラのピッチを合わせる音
音楽鑑賞が趣味なパパ、ママならピンとくるかもしれませんが、オーケストラが演奏を始める前に全員で音合わせをしますよね?
全ての楽器を先導するのはオーボエの“ラ”の音。このオーボエの音に合わせて全ての楽器が音を揃えていきます。
時報の音
なかなか聴く機会が少なくなってきましたが、時間を知らせる時報。
“ポッポッポッポーン”というあの音も全て“ラ”の音なんです。
女声の裏声
こちらも個人差はありますが、女性が地声から裏声(頭声)に変わるのも“ラ”の音あたりといわれています。
生まれて初めて出した音が、大人になると地声で出しにくくなるなんてなんだか面白いですよね。
まとめ
どうですか?我が子を出産した日のこと思い出しましたか?
実際に“ラ”の音で泣いていたでしょうか?
これから出産を控えているプレママさん、立ち合い予定のプレパパさんは不思議がいっぱい詰まった赤ちゃんの産声を楽しみにしてくださいね。
最近の研究では、普通の人の耳では感じ取れない程度の差ですが生まれた国によって赤ちゃんの産声に高低差があるともいわれています。
おなかの中で聞いていた言語の違いによって発生する差と考えられていますが、おなかの赤ちゃんにたくさん話しかけてあげると生まれた瞬間に真似っこして泣いてくれているのかも?!と思うとより愛おしくなりますね。

コメント