“母乳バンク”って知ってる?ピジョンの商品を購入して寄付しよう!

What does a breast milk bank do?

“母乳バンク”って聞いたことありますか?
母乳の銀行…つまりお母さんから母乳をお預かりして、赤ちゃんに母乳を届けるというシステムなのですが、どのようなお母さんと赤ちゃんのための仕組みなのでしょうか?
ちいさな命を支えるあたたかい支援の輪を知ってみてください。
そしてピジョンの商品を購入して応援する方法とは?

アカチャンホンポ×ピジョンの母乳バンク寄付キャンペーンの詳細

ピジョン株式会社は一般社団法人の日本母乳バンク協会の活動に賛同して、ゴールドスポンサーとして“母乳バンク寄付キャンペーン”を実施しています。
株式会社赤ちゃん本舗も母乳バンク協会の活動を応援するために、ピジョンの“母乳バンク寄付キャンペーン”を全国のアカチャンホンポとオンラインショップにて行っています。
このキャンペーンはちいさく生まれた赤ちゃんが必要とするドナーミルク(寄付された母乳)を集めたり、安全に赤ちゃんに届ける活動を応援するもの。

応援する方法は2つ。
1つはピジョンインフォの投稿をリポストすること。
Xの投稿1リポストにつき10円が日本母乳バンク協会へ寄付されます。
ぽちっと押すだけで寄付ができるなんて簡単ですが、たくさんの力が集まれば大きな応援になります。
期間は2025年4月25日〜5月29日まで。

もう1つはアカチャンホンポでピジョンの対象商品を購入すること。
1点購入するにつき10円が日本母乳バンク協会に寄付されます。
対象商品は搾乳器や冷凍母乳パック、母乳パッドやサプリメントなど。
どれも普段から使うものですが、この期間に購入するとちいさな赤ちゃんを支える活動を応援できます。
期間は2025年4月25日〜6月30日まで。

そもそも日本母乳バンク協会ってなに?

医療の進歩によりちいさく生まれた赤ちゃんも助かり、大きく成長できる時代になりました。
そしてちいさく生まれた赤ちゃんにもできるだけ早く、おなかから栄養を与えることに大きなメリットがあることもわかってきました。
たとえば体重が早く増えたり、点滴が早くやめられたり…。
でも身体の機能が未熟なちいさな赤ちゃんは壊死性腸炎という腸の一部が壊死する合併症を起こしてしまうリスクがあります。
この壊死性腸炎は母乳より粉ミルクを与えたときに発症する確率が1.87倍高いことがわかりました。

ちいさな赤ちゃんのために、母乳をあげたい。
そうは思っていても、必ずしもママの母乳があげられるとは限りません。
ママだって人間。
母乳の分泌が少なかったり、ママ自身の病気の治療のために薬を飲んでいるから母乳を断念せざるを得なかったり。
そんなときにたくさん母乳が出る全国のドナーのママたちから母乳を提供してもらって、母乳を待つちいさな赤ちゃんたちに届ける施設が母乳バンクなのです。

世界で初めての母乳バンクの活動は1909年のウィーンで始まりました。
日本は2013年から母乳バンクの準備が始まり、2017年に一般社団法人 母乳バンク協会設立がされ、活動を続けています。

ドナーミルクが必要なのはどんな赤ちゃん?

母乳を提供してくれるママさんをドナーといい、いただいた母乳をドナーミルクといいます。
このドナーミルクを必要としているのは早産、1500g未満で生まれた極低出生体重の赤ちゃんです。
このちいさな赤ちゃんが治療・成長するNICU(新生児集中治療室)の医師の判断でドナーミルクが要請されたら各病院へ配送されます。

ドナーミルクって安全なの?

母乳は体液であり、そのままレシピエントである赤ちゃんにあげるわけにはいきません。
ちいさな赤ちゃんをドナーミルクからの感染から守るために、ドナーミルクを安全な形で集め、処理、保管するのが母乳バンクの最も大切な役割。

赤ちゃんを感染から守る工夫

母乳バンクが赤ちゃんを感染から守るためにどんな工夫をしているかみてみましょう。

① ドナーの登録時に検診を受けてもらう
→ドナー登録するママさんに血液検査を受けてもらい、母乳や血液からうつるウイルスや病原体(HIV1、HTLV-1、B型肝炎、C型肝炎、梅毒)が陰性であることを確認する

② 母乳を提供するときのドナーとその家族の健康状態をチェック
→乳腺炎になっていないか、家族を含めて風疹・水痘にかかった人がいないか、アルコールを摂取してから12時間以上経過しているかなどを確認する

③ 提供された母乳を62.5℃、30分の低温殺菌処理を行う
→あらためて細菌検査をして細菌が全く検出されないことを確認する

どんな人がドナー登録できる?

・自分のお子さんに必要な分の母乳がでていて、さらにそれ以上の母乳がでること
・過去に輸血や臓器移植を行っていないこと
・過去3年間に白血病やリンパ腫などの悪性腫瘍(がん)の治療歴がないこと
・血液検査の結果、HIV1、HTLV-1、B型肝炎、C型肝炎、梅毒が陰性であること
・煙草、アルコール、薬剤のチェックを受けること

免疫力や抵抗力の弱いちいさな赤ちゃんに提供するドナーミルクのため、厳しい基準をクリアした母乳が求められます。
ドナーである期間は決められていませんが、半年〜1年ほど協力できることが望まれています。

ドナーとなってくれたママの個人情報を守るためにも、レシピエントの関係者(赤ちゃんの家族など)からドナーの情報を求められても一切公開されないので安心してくださいね。
逆にどんなレシピエントに母乳が届けられたのかもお伝えすることはできません。

まとめ

ドナーミルクを待つちいさな赤ちゃんは日本全国に年間5000人いるといわれています。
今回のキャンペーン期間にアカチャンホンポでピジョンの製品を購入して、ちいさな赤ちゃんの成長と、共に子育てをがんばる仲間の家族を応援したいですね。
来月からピジョンの一部商品の値上げが予定されているので、今のうちに必要なものを購入するのもよいかも!(今回のキャンペーンの対象商品である冷凍母乳パックも値上げ予定です…)

これから出産を控えているママ、パパへ。
出産は命がけ。
今は順調でも、いつ、何が起きるかわかりません。
もし急な出産になったら?我が子が思いがけないタイミングで早く生まれてきたら?
もし、急な出産後にママが意思疎通ができない状況になったら……?
ママを守るため、赤ちゃんを守るため、ドナーミルクとその活動を知り、今のうちから何かあったときにどうしていきたいかを話し合ってみてくださいね。

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