“父の日”や“母の日”や“敬老の日”は知っている人が多いと思いますが、実は“きょうだいの日”という記念日があるのを知っていますか?
きょうだいの日の由来やどんなことをお祝いする日なのかを見ていき、あたたかな応援の輪をもっともっと広めていきましょう!
きょうだいの日の由来
アメリカのクラウディア・エヴァートン氏が考案した“きょうだいの日”。
4月10日はクラウディア氏のきょうだいの誕生日で、幼い頃に亡くなったきょうだいの記憶を称えるための記念日です。
アメリカでは50州のうち49州が“National Siblings Day”として州知事が公式に認める宣言をしています。
日本では病気のある子どものきょうだいを支援する“NPO法人しぶたね”が呼びかけて“きょうだいの日”として制定されました。
4月10日を全てのきょうだい、きょうだいみたいな大切な人、天国のきょうだい、病気や障がいのある子どものきょうだいとお祝いし、お互いの存在を讃えあったり大好きを伝えたりして、あたたかな応援が届く日になること目指しています。
ひとりっ子できょうだいがいない子どももいると思いますが、この“きょうだいの日”は兄弟姉妹のように仲よくしている親戚やペット、大切なぬいぐるみ…自分にとって大切な人はみーんな“きょうだい”なのです!
きょうだいの日って何をする日?
特別なことをする必要はありません。
でもほんの少しだけ、きょうだいにスポットライトをあてて注目してあげてください。
とくに病気や障がいのある子どもの“きょうだいさん”は辛かったり大変な思いをしていることが多いです。
パパ、ママが病気や障がいのある子どもの看病や通院、入院に付きっきりになってしまい、「ひとりぼっちだな、寂しいな」と感じていることがあります。
もちろんパパ、ママはきょうだいをないがしろにしようと思っているわけではなく、むしろ大切に、一緒に過ごしたいと思ってますよね。
それでもたくさん我慢して、応援してくれるきょうだいに対して「いつもありがとう」という想いを伝えるきっかけになる日が“きょうだいの日”ですね。
「ありがとう」の気持ちを込めた手紙を書いてみたり、きょうだいにちなんだ映画や本を読んでみたり、一緒に写真を撮ったり…当たり前の日常や当たり前の存在を改めて感じてみましょう。
シンボルはいちご&チューリップ!
きょうだいの日のシンボルはいちごとチューリップです!
みんなでいちごを食べたり、チューリップを贈ったりして「きょうだいって最高!」と思う時間を過ごしてみるのもいいですね。
普段は照れくさくて言えない「大好き」の気持ちを、いちごやチューリップのメッセージカードに込めて贈ってみるのもよいかもしれません。
まとめ
こんな記念日があることを知らなかった〜!というパパ、ママが多かったのではないかと思いますが、子どもやきょうだいさんを応援してくれる人や団体は思ったよりも身近にいるのかもしれません。
困ったときは周りの人に頼ってみたり、相談してみたりして、なんでも抱えこみすぎないようにしましょう。
きょうだいの日を制定した“NPO法人しぶたね”は主に病気や障がいのある子どものきょうだい支援をしている団体です。
きょうだいさん同士のオンライン交流会なども企画されているので、全国のきょうだいさんたちと想いを共有したり仲間づくりがしたいと思ったら調べてみてくださいね!
おちゃ先生も全国のきょうだいさんを応援していますよー!
きょうだいって、最高!!
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