冷凍母乳はいつまで保存できる?解凍方法は?

Storage period for frozen breast milk

搾乳した母乳(搾母乳)を冷凍保存しておくと、ママ以外の人でも母乳をあげることができたりママのおっぱいトラブルや体調が悪いときに授乳を代わってもらうことができたりします。
赤ちゃんが口にするものなので、清潔に保存して安全においしく飲んでもらう必要がありますよね。
今回は搾乳について気になるアレコレをまとめてみました!

冷凍した母乳の成分は変わらないの?

母乳を冷凍しても栄養価や免疫成分のほとんどは変わりません
母乳の中の脂肪は細胞の膜で覆われているのですが、冷凍することでこの膜が壊れてしまいます。
また母乳に含まれるばい菌をやっつけたり食べたりしてくれる生きた細胞は冷凍することで少し減ってしまいます。
それ以外の感染予防効果が期待できる物質はしっかり残るので、冷凍したからといって栄養や成分は悪くならないので安心してくださいね。

冷凍した母乳はいつまで保存できる?

家庭用の冷凍庫の温度は基本的に-18℃に設定されています。
冷凍した母乳は-18℃以下であれば3か月ほど保存ができます
ただし冷凍庫の開け閉めを繰り返していると冷凍庫内の温度が上がってしまい保存状態も心配になってくるので、できるだけ早めに飲んでもらうと安心ですね。

おっぱいトラブルで吸われると痛いから乳首をお休みさせたいけど搾乳もがんばりたいというママさんは、冷蔵保存することもできますよ!
冷蔵保存は4℃以下で、24時間以内に飲めるとベスト!
こちらも冷蔵庫の開け閉めによる温度変化があるのでお早めに…!

常温でも4時間ほど置いておけますが、その場ですぐ飲むか、今すぐ飲めない状況であれば冷蔵保存が安心ですね。

搾母乳を冷凍保存するときに気をつけたいポイント

冷凍庫で3か月ほど保管できることがわかりましたが、清潔な状態で保管することが大切です。
搾乳するときに気をつけたいポイントをまとめました。

搾乳する前に手を洗う

当たり前のことですが手洗いは大切です。
手搾りするときも搾乳器を使うときも、まずはしっかり手を洗いましょう。
手を洗っていても搾母乳を母乳パックに移すときにパックの内側に触れないように気をつけましょう。

清潔な母乳パックを使いましょう

母乳パックは使い捨てで再利用はできません。
安全に保存するために毎回新しいものを使いましょう。

搾乳してすぐ赤ちゃんに母乳をあげるときや冷蔵庫で一時的に保管して使うときは母乳パックに移し替える必要はありません。

搾乳した日付けと量をメモしましょう

搾乳した日付けと量をメモする癖をつけ、しっかり保存期限を守りながら安全に使いましょう
100均などで購入できる細長いケースなどに日付け順に並べて冷凍していき、手前から使うようにすると管理もラクになりますね。
ぜひパパや赤ちゃんのお世話を手伝ってくれる方たちへも共有して、ムダなく使っていきましょう。

母乳パックの容量を守りましょう

母乳パックには容量(サイズ)があります。
赤ちゃんが飲める量や母乳の出る量に合わせて選びましょう。
容量を超えてたくさん搾母乳を入れすぎてしまうとチャックを閉めるときに溢れてこぼれてしまったり、冷凍したときに膨張して母乳パックが破損してしまうことがあります。

小分けにしましょう

解凍して赤ちゃんが口をつけたあとの母乳は、衛生面から飲み残しは破棄しないといけません
せっかくの搾母乳をムダにしないためにも赤ちゃんが飲み切れるくらいの量にしておくのがベストです。
小分けにしておくことで赤ちゃんの空腹具合やゴキゲンにより微妙に足したいときにも便利です。
少量のほうが解凍時間も短く済みますよ。

搾乳器も清潔に保ちましょう

搾乳器を使ったあとは哺乳瓶と同じように洗って消毒をしましょう。
パーツをバラバラにしてミルトンなどの消毒液に浸けたり煮沸消毒をして、しっかり乾かして保管しましょうね。

アダプターを使ってみよう

ピジョンの搾乳器を使っているママにはとくにおすすめなのが専用アダプターです。
この専用アダプターがあると直接パックに搾っていけるため、搾乳した瓶からパックに移すときにこぼしてしまったり貴重な1滴も漏らす心配がありません。
なにより搾母乳やパックに触れることがないので清潔に搾乳できます。
瓶を使わないため搾乳後の洗い物も1つ減りますね。
またピジョンは2025年6月から値上げの発表がされているため、買おうか迷っているパパ、ママは今のうちがおすすめですよ!

カネソンの搾乳器にも専用のアダプターがありますが、メデラの搾乳器には専用のアダプターはありません
搾乳器の購入を検討しているパパ、ママはこんなポイントにも注目して選んでみるのもよいですね。

冷凍した母乳を解凍する方法は?

搾母乳を清潔に冷凍するポイントはわかりましたか?
次は解凍する方法をみていきましょう。

冷凍した搾母乳は流水解凍か湯せん解凍のどちらかで溶かしましょう。
電子レンジや熱湯で解凍すると母乳のビタミンやミネラルが破壊されてしまうのでやめましょうね。

流水で解凍するとき

① 水道からチョロチョロ水を出す
② カップやボウルに冷凍母乳をパックごと入れて水に当てる
③ 液体状になったら哺乳瓶に移す
④ 40℃くらい(人肌よりやや温かい)お湯に哺乳瓶ごと浸けて飲みやすい温度まで温める

湯せんで解凍するとき

① カップやボウルに40℃くらい(人肌よりやや温かい)お湯を入れる
② カップやボウルに冷凍母乳をパックごと入れる
③ 温度が下がってきたら温かいお湯に入れ替える
④ 液体状になったら哺乳瓶に移す
⑤ 40℃くらい(人肌よりやや温かい)お湯に哺乳瓶ごと浸けて飲みやすい温度まで温める

湯せんはお湯の温度がすぐ下がってしまったりお湯を入れ替える手間もあり、意外と流水のほうが早く解凍できます。
冷蔵庫で24時間保存もできるので、朝イチに今日の分をいくつかまとめて解凍しておくと日中は少し便利です。
時間はかかってしまいますが、冷凍庫→冷蔵庫へ移してじわじわ解凍するのもOKです。

冷凍母乳を持ち運ぶときはどうしたらいいの?

赤ちゃんが入院してしまったときに病院に届けるなど、一時的に冷凍母乳を持ち歩く場面があるかと思います。
そんなときは保冷バッグやクーラーボックスに冷凍母乳と保冷剤をたくさん入れて、できるだけ溶けないように持ち歩くようにしましょう。
保冷機能付きのお弁当袋がお手軽ですよ。
目的地に着いたらすぐに冷凍庫に入れてくださいね。

どうして解凍した母乳はくさいの?

解凍した搾母乳が臭く感じて不安になるパパ、ママがよくいます。
これは冷凍したことで母乳の中の脂肪が分解されて短鎖脂肪酸がうまれ、これが臭いのもとで魚臭く感じる原因です。
風味が少し変化してもほとんどの赤ちゃんは解凍した搾母乳を飲んでくれるでしょう。
嫌がってしまうときは夜中やウトウトしているタイミングで試してみてください。
少しでも臭いの発生を防ぐ方法として、搾母乳を冷蔵庫で冷やしてから冷凍庫で凍らせると少し気になりにくくなりますよ。

母乳パックの中で分離してるけど大丈夫?

薄い黄色と濃い黄色の2色に分離してしまうことがあります。
これは脂肪と水が分離しているだけなので大丈夫
優しく振って混ぜればOK!激しく振ると脂肪の成分が壊れてしまうのでそーっとね!

違う日付の冷凍母乳を混ぜて使ってもいい?

赤ちゃんが飲みたがる量やストックの都合で違う日付けのものを組み合わせたいときがあると思います。
そんなときは違う日付け同士を混ぜてもOK
ただしできるだけ搾乳した日が近いもの同士を組み合わせるのがおすすめ。

母乳とミルクを混ぜてもいい?

母乳のあとにミルクを追加して飲む赤ちゃんもいると思います。
どうせ飲むなら混ぜでもいいのか気になるところですが、母乳とミルクは混ぜてはいけません
その理由としては母乳に存在する免疫物質であるリゾチームはミルクと混ぜると働きが弱くなってしまいます。
ミルクを追加するときは順番に1種類ずつ飲みましょう。

まとめ

できるだけ母乳をあげたいママの強い味方の搾乳。
今日から搾乳マスターになりましたね!
身体や授乳の負担がママ1人にかかりすぎないよう無理せず上手く使い分けていきましょう。

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