『パンどろぼうとさすらいラーメン』あらすじと読み聞かせのコツ

Let’s play with the kids! Tips for reading aloud: *The Bread Thief and the Wandering Ramen*

今回ご紹介する絵本は、2020年に1作目が出版されて以降、こどもだけでなく大人の心もわしづかみにしてる“パンどろぼう”シリーズから、8作目となる『パンどろぼうとさすらいラーメン』です。

絵本のネタバレは避けつつ、おすすめポイントや読み聞かせのコツをまとめます。

『パンどろぼうとさすらいラーメン』柴田ケイコ 作

『パンどろぼうとさすらいラーメン』は2026年9月16日に刊行されました。

書店でも目立つ位置に表紙が見えるよう面陳列されていたり、パンどろぼう特設コーナーが設けられていたりと目にする機会が多いのではないでしょうか?

シュールで情けないパンどろぼうの表情やまさかの結末もありますが、ストーリーの構成自体はシンプルなものになっているので3歳頃から楽しめそうな絵本です。
文章量も他シリーズと同等程度とそこまで多くないので、自分でも読める絵本になっています。

『パンどろぼうとさすらいラーメン』あらすじ

今作の舞台はとっても寒い島“ぶるぶるじま”。
パンどろぼうはそこに住む寒がりのあざらしから手紙をもらい、ほっかほっカーでできたてのパンを届けに行きます。

パンを作ろうと思った矢先、ほっかほっカーが大爆発!
ぶるぶるじまのみんなもガッカリしていて、パンどろぼう絶対絶命の大ピンチ!

そこに現れたのは、屋台でラーメンを作りながら旅をしている“さすらいラーメン”!!
パンどろぼうは屋台にあるコンロを借りてほかほかのパンを、さすらいラーメンはあつあつのラーメンを作って、ぶるぶるじまのみんなに振る舞います。

そして、別れのとき。
パンどろぼうのピンチを救ってくれたさすらいラーメンの正体は、なんとパンどろぼうの●●●●●!!!
(パンどろぼう、●●●●●いたんだ…)

感動的な再会の瞬間と再びの別れ、そして●●●●●の正体はぜひ絵本を読んで確認してみてくださいね!

読み聞かせのコツ伝授!

『パンどろぼうとさすらいラーメン』を読み聞かせるときに、こどもにウケるコツを伝授します!

「誰?」で期待感を高める

表紙のさすらいラーメンのイラストや絵本の帯にも書かれている「このラーメン…誰?」というコメントにもあるように、「誰だろう?」と予想をして、わくわくした気持ちで読み始めると正体がわかった瞬間に盛りあがるはず。
とくに、初見のときは読み始める前に少しためて、期待を膨らませてから絵本を開くのがおすすめ!

主な登場人物は3人:3種類の声を使い分けよう

読み聞かせは、読む人が恥ずかしがらずに思いっきり演じることがウケるポイントです。
声優や俳優になった気持ちで大袈裟に演じてみましょう。

絵本の中の主な登場人物(セリフのあるキャラクター)は、パンどろぼう、ぶるぶるじまのあざらし、さすらいラーメンの3人。
とくに終盤ではパンどろぼうとさすらいラーメンがセリフでかけあいをする部分があります。
この2人の声を演じ分けられるとより面白さも引き立つはず。
実際に読み聞かせをする前にちょっとだけ“予習”をすると読みやすいです。

前作までのキャラクターの個性や演じ方を続けてOKですが、今作が初めて!のパパ、ママなら…
・パンどろぼう…少年っぽい声
・ぶるぶるじまのあざらし…女の子っぽい声
・さすらいラーメン…パンどろぼうより低く男らしい声
にすると演じ分けしやすかったです♪

+αの学び“さすらい”ってなんだ?

タイトルにもなっている“さすらい”の単語。
こどもにはあまり聞き馴染みはありませんが、新しい言葉との出会いは学びのチャンス!
読み終わった後に「“さすらい”ってどういう意味?」と考える時間がとれるとよいでしょう。

さすらうとは“ゴールを決めないで、あちこち歩き回って旅をすること”です。
言葉そのものの意味がすぐ理解できた年齢のこどもには、「さすらうという言葉は“少しさびしい気持ちや帰る場所がないような気持ち”も表すよ。」といったように、言葉がもつ感情も一緒に教えてあげることでより深い学びになるでしょう。
実際に絵本の最後も前向きだけどちょっぴりしんみりした終わり方になっているので、もの寂しいかんじも理解しやすいと思います。

まとめ

Eテレでの放送も始まり、まだまだ盛りあがりをみせているぱんどろぼうシリーズ。
寝る前の読み聞かせだと、なんだかお腹がすいてきちゃいそうな『パンどろぼうとさすらいラーメン』のご紹介でした。
実際に読み聞かせをしたときのおこさんの反応を、ぜひコメントやXのリプライで教えてくださいね!

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