哺乳瓶にはいろいろな種類があってどれを買ったらいいのか選ぶのが難しいもの。産院でオススメされたものや先輩ママのアドバイスを聞いて選んだという方もいるかもしれません。
ここでは哺乳瓶を選ぶときに注目したいポイントを4つご紹介します。
お気に入りの哺乳瓶が見つかりますように!
哺乳瓶は何本あれば足りるの?
そもそも哺乳瓶は何本くらい用意しておいたらよいのでしょうか?
一般的には完全ミルク育児(完ミ)で2〜3本、完全母乳育児(完母)で1本はあるといいといわれています。
ただ、失くしたり壊してしまったり、場合によっては搾乳したおっぱいを冷蔵庫で保存するなんてことも考えられるので、どちらの授乳スタイルにしても数本は用意しておいたほうが安心です。
産後は赤ちゃんのお世話に追われてしまったり、体調が整うまでに時間がかかったりすることも考えられるので、事前に調べて準備しておきたいですね。
選び方その① 容量で選ぶ
1つ目は哺乳瓶の容量で選ぶ方法です。
メーカーによって多少差はありますが、80ml、160ml、240mlと複数のサイズ展開がされています。
新生児期は飲む量が少ないので小さめのサイズでも間に合いますが、成長して飲む量が増えてくると大きなサイズが必要になります。
こどもの成長と飲む量に合わせたサイズを選んでいけば大丈夫ですが、「大は小を兼ねる!」と大きめのサイズを思いきって数本用意してしまうのも悪くないかもしれません。
選び方その② 素材で選ぶ
哺乳瓶にはガラス製、プラスチック製、ガラスの上にシリコンでコーティングされたコーティングガラス製の3種類あります。
それぞれのメリット、デメリットを解説します。
ガラス製のメリット
① 温度調節がしやすい
熱伝導のよいガラス製は温めたり冷ましたりするのが簡単です。
手早く適温にできるので赤ちゃんを待たせずにミルクが作れます。
② 消毒の方法が多い
煮沸消毒のための熱湯に耐えられます。
ガラス製の哺乳瓶でも電子レンジでの消毒は推奨されなくなってきているので、除菌液を使うなど別の方法で消毒するのがよいでしょう。
③ におい・キズがつきにくい
洗ってもキズがつきにくいので雑菌が繁殖しにくく衛生的に使えます。
ガラス製のデメリット
① 重たい
お出かけ用にはあまり向いていません。
② 割れるリスクがある
気をつけて扱う必要があります。
赤ちゃんが自分で持って飲みたがっても投げて割ってしまうことを考えると渡してあげられません。
プラスチック製のメリット
① 安く手に入る
ガラス製に比べると安く売っています。
② 軽くて丈夫
お出かけにも向いています。
プラスチック製のデメリット
① 温度調節が難しい
表面の温度と中身の温度に差がでてしまうため、しっかり混ぜて温度を均一にしないとやけどのリスクがあります。
② におい・キズがつきやすい
汚れがとりにくかったり、入れる中身によっては色移りやにおい移りが気になることもあります。
③ 消毒の方法に制限がある
耐熱温度によっては煮沸消毒ができないこともあるので、表示をよく確認する必要があります。
コーティングガラス製のメリット
① 割れたときにガラス片が飛び散らない
表面がシリコンでコーティングされているため万が一落として割ってしまってもガラス片が飛び散りにくいです。
② やさしい手触り
ふわっとさらっとした触りごごちです。
コーティングガラス製のデメリット
① 値段が高い
特殊な加工がしてあるので少しお高くなっています。
選び方その③ 形で選ぶ
まっすぐなストレート型の哺乳瓶は各メーカーからさまざまな商品を展開しているため、選択肢が多いです。種類が豊富なので色やデザインなど見た目にもこだわることができます。
スリム型は少し細長い形をしています。哺乳瓶の口が小さいので洗ったり粉を入れるのが難しいこともありますが、専用の洗浄スポンジを使ったりスティックやキューブタイプの粉を使えば大丈夫。
なにより細くて省スペースのため、お出かけなど荷物を増やしたくない場面にぴったり。
カーブ型はミルクをあげるときに赤ちゃんの頭をさげすぎて誤嚥しないような工夫がされている形です。おっぱいを飲むときの姿勢に近い体勢でミルクが飲めます。
慣れるまでは不思議な形に戸惑いますが、難しいものではないのですぐに使いこなせます。
選び方その④ 付属のパーツで選ぶ
メーカーによっては哺乳瓶を卒業したあとにも乳首を蓋やストローに付け替えて長く使えるようなパーツを取り揃えていることがあります。
思い入れの詰まった哺乳瓶を大切に長く使うために、付属のパーツが豊富にあるものを選ぶのもおすすめです。
まとめ
いろいろな種類の哺乳瓶の特徴がありましたね。
どんな場面で哺乳瓶を使うか、パパ、ママの性格やライフスタイルに合ったものはどれかを考えて、家族みんなにぴったりな哺乳瓶を見つけましょう!
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